白コリ繁殖日記



白コリとはコリドラス・アエネウスのアルビノ個体ですが、現在ではアルビノ固定されてブリードされています。普通アルビノ(白子)は通常個体よりも虚弱体質だったりするのですが、コリドラスの場合はなぜか安定していており手軽に買うことができます。繁殖も簡単...とはいうのですが、成熟するまでにそれなりに1〜2年かかる(ワイルド採集個体の場合は3〜5年らしいです)ので、私の場合は2年目にしてやっと産卵⇒孵化にこぎつけることができました。
さて、どうなる事かわかりませんが、ざっくばらんな日記風に成長記録を綴っていきたいと思います。


産卵:2007年4月XX日

ある日、嫁さんが大声で「おとーさん、おとーさん、コリが、コリが〜!」と呼ぶ声が。なんだと思って水槽を覗くと、ガラス面や水草に白コリが卵を産みつけていました!Tポジと呼ばれる生殖行為まで...おいおい、突然なんだよ、って思ってしばらくボケ〜と見ていたら、同居人の金魚やクラウンローチが卵をパクパク...こりゃまずいというのでプラケースに採取し、孵化させてみる事にしました。


卵の拡大写真


親は腹びれで卵を抱きかかえながらガラス面や水草を激しく行き来し、卵をペタペタくっつけていきます。
動きが速すぎてまともな写真が撮れませんでしたが、掌で卵を包む様に卵を抱いているのがお分かりでしょうか?


早速採取してプラケに入れました。プラケには水道水(カビやすいので殺菌の為カルキ抜きはなし)メチレンブルーを数滴入れてエアレーションをしました。ちょっと寒いので27℃固定ヒーターも設置。2〜3日でふ化するらしいが...ちなみに卵は全部で200個は産みましたが採取したのは50〜60個程度。全部大きくなっても困りますので。

産卵後2日目・・・孵化した!

会社から帰ってプラケを見てみると、卵がかなり壊れている。もしやと思って底を見ると...いましたいました!稚魚!かなりの数が孵化していました。そのままカビているのもあったので、ごみと一緒に取り除いた後全換水を実施。ぴくぴく動いているのもいればじっとしているのもいる。大体全長4〜6ミリ程度の大きさ。ああ、奇形もいるなあ。ヨークサック(卵嚢)がまだでかいね。がんばって大きくなれよ。

孵化後2日目

ヨークサックも小さくなってきたので、そろそろ餌の用意をする。乾燥ブラインと生ブライン沸かしの両方を用意。インフゾリア(ゾウリムシとかの動物性プランクトン)も用意したけどこれたべるのかなあ?

孵化後4日目

大体1日あたり1〜2匹は落ちる。まあ、しかたないがカビの塊になるので、ただでさえ汚いプラケがさらに不衛生になる。毎日の全換水は必須だが、仕事が遅いのでちょっとつらい。嫁さんが朝から乾燥ブラインと沸かした生きブラインをやっていたらしいが、きちんと食べている様でお腹がオレンジ色になっている。体調も1センチ程度になってきた。成長早いねぇ。


稚魚の拡大写真 わかりにくいですがもういっちょまえに目もあり、胸びれをぱたぱたしています。

孵化後1週間

体長が1.5センチ程度にまでなる。髭も生えていっぱしのコリドラスになってきた。餌(殻むきブライン)を食べる時も大人と似たようなしぐさでちょこちょこ動き回って食べている。

孵化後2週間

えび水槽に移動。すこしづつコリドラス体型となってきた。まさにちびコリ。

孵化後3週間

すくすくと大きくなる。大人にだんだん近くなってきた。


孵化後5週間

もう完全に大人の体型。体調も2cm超となったので本水槽に移動。親と並べるとその大きさは歴然だがもう立派なコリドラスです。


ちびコリ達が群れてちょこちょこするのはホントかわいいもんです。実は、孵化後二週間の時点で本水槽にほとんどの稚魚を入れ、えび水槽には4匹しか入れてなかったのですが、本水槽の稚魚はエンゼルに食べられて全滅してしまいました...体長が2cm程度になるまでは混泳はむりですね。まあ、全部大きくなっても困るのですがw みなさんも試してみては?